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2007年03月31日

貧乏なうちの最近の夕食事情

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 3月27日のディナー。妻が、手間のかかるチーズ入りハムカツ的なものや、ひじき、ワカサギなどで栄養バランスを取ってくれているところで、私がこのときは、先日来の悲しいことのためにちょっと浪費したくなり、半額になっていたカルボナーラや、クーポン使ってチキンナゲットなどを購入したもの。

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 山梨に旅行に行ってきた親戚が買ってきてくれたほうとうにて3月29日の夕食を。この時はそんなにおなかが減っていたわけではないようで、これ一杯だったが、ほうとうにはカボチャや人参を入れて、栄養たっぷり。

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 カレーは私がリクエストしたもの・・・ホッピーのつまみにほしくてね。あとは、妻がきちんと栄養バランスを考えて、菜の花のおひたしや、筑前煮などを。

 貧乏だけど、栄養バランスにはこだわってきている。お金をかけなくてもそれはできるのだ。

 それは、妻の努力が大きいわけだ。それが私たちのしのぎ方というわけで。

2007年03月30日

ああいうオフィスだったらええなぁ、人間関係の有象無象もある程度回避できるんちゃうんか?

 なんだか、最近、NHKの23時ドラマでやっている「グッジョブ」
 昨日、一眠りした後に、眠れなくなって昨日の回だけ見てしまった。
 これはなかなか面白い。
 まぁ、そこで繰り広げられる人間関係のドラマなわけだが・・・それはそれで面白いわけだし、それがこのドラマの肝なの自明だ。要するに、人間関係での好き嫌い、仕事へのスタンスの違いによる軋轢 、そんな有象無象を描いているドラマ。それで勤め人(特にOL)の気をひこうとしてるのがよく分かるドラマに感じる。
 ただね、僕はね、そんな人間ドラマよりも・・・なんだか、こんなオフィスならえぇなぁと切に思ってしまった。低いけれどもパーテーションで区切られたデスク、しかも、行儀よく並んでいるわけではなく、創造性あふれるというか、かっこよく斜めになっていたりなんだり。これだったら、いやな人だって目を合わせずにすむし、ドラマで描かれている人間関係の有象無象なんて乗り越えられるんじゃないか、実際そんなパーテーションがあったら、僕もよほど仕事がしやすい。理想は、外国ドラマに出てくるような、かっちりとしたパーテーションに囲まれたデスクだが、まぁ、そんなのは夢のまた夢。外資系企業にでも入らない限り、日本的組織に属する限りそうだろう。
 しかも、このドラマの主人公たる中堅建設会社の一般職OLは夕日の出る頃には帰れているし・・・そんなに残業していないんだね。こんな一般職OLって本当にいるのかなぁ・・・この不況の世の中と思ってしまって、それはそれであったらええよね。

 まぁ、コミック原作のドラマのようだからそんな感じにもなるんだろうけどね、コミックというのは夢を描くもの。これもそんな感じだろうね。

 だからこそ、カタルシスになるといえばそうなんだろうが、どうも空々しさを感じてしまうのも事実だ。

2007年03月29日

うまくいかないんならば、桜の花を愛でてみようというスローライフ術

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 今日はとても晴れ渡ったので、桜を観に妻とお出かけ。こんないい感じの桜が観られて大満足。

 今年は桜前線はどこまでだ?と気にしながら最近を過ごしていたし、何回か近くの花が咲いているところを下見していたりもした。

 満を持してお出かけした今日、こんな素敵な桜が観られたのでよかったのだ。

 昨年はというと・・・2005/4/11一語り「私の花見の変遷」に語ったとおりだ。それを見る限り、ここ数年・・・だんだんと桜という季節の変わり目を象徴する自然の移り変わりに目を向けているのが分かる。

 桜の開花はまだかなぁと心待ちにし、咲いたら咲いたで観に行く。かなり暇な動作である。

 暇という言い方で語弊があるならば、最近はやりのスローライフな動きである。ちょっと若さを感じない部分もある。

 若い頃、ばりばりやっていた頃・・・たとえば受験でもいい、就職でもいいのだが、そういう時は、気ぜわしすぎて、花などに目を向ける暇はなかった気がする。外資系投資銀行等でのディーラー出身の幸田真音さんの小説に、そういえばこんな風に昼間道を歩いて自然を見るのなんて何年かぶりだろうか?と自問する若者の証券トレーダーの主人公が出てきたのを記憶しているが、今をときめくマネーゲームにいそしむ人たちには、想像もつかないスローな動きなんだと思う・・・桜がいつ咲くかなぁ、咲いたら観に行ってしまうような動きは。

 ちょっと風は強かったけれども、今日みたいに晴れた日に、桜を愛でられたのは、やはり素直にうれしかったし・・・このスローさはかなりのぜいたくなんじゃないかな。

 今年がすごく花を見たかったのは、ここ数日来語ってきている感情の揺れ、悲しみに関係ないことではないだろうし、また、加齢という要因もたぶんに入っていることではあるだろう。そして、なにかにそんなにあくせくしても、うまくいく時といかない時があるということで。そういう時はゆっくり花を愛でているのもいいものじゃないだろうか。

 また、最近貧乏話が多いが、実際お金に余裕はないので、桜を愛でるというのは、そこに行く交通費くらいでそんな出費にならないのでいいわけだ。

 タイミングが合わなければうまくいかないこともあるだろうし、うまくいかなくても・・・いいじゃないかというわけで。

 うまくいかないんならばスローライフというのに流れてもそれはそれでいいものだな・・・そんな風に感じたわけで。

 そういう充電を通じてまたがんばれるんじゃないかな。

2007年03月28日

悲しみを乗り越えるために二郎を食べる

 悲しみにひたっていることはここ数日来語ってきているが・・・

 もちろん、妻にも大いに聞いてもらっているし、友達にも聞いてもらっている。

 いろいろな方面からいろいろな励ましや意見を聞くと大いにカタルシス(浄化作用とでも訳すべきだろう)になってとても助かっている。ありがとう(^-^)

 ただ、私の場合、悲しみを感じるとそれが容易に怒りに転化してしまう部分がある。

 悲しみ転じてふつふつと怒りが・・・まぁ、分かっていただける方も多い心境かもしれない。

 そんな時、私は私で解決策を知っている。そう、食べることなのだ。

 しかも、普段は健康を意識してあまり食べないようなジャンクな感じのものがよいわけで、その方がカタルシス効果が高いようである。

 そのへんは妻もわかってくれているようである。

 そんなわけで、この前は怒りを持続しているくらいだったら、何か食べに行こう、そうだ、焼き肉がいい、行きたいと言っていた店があるじゃないか、それとも、食べ放題か・・・などと考えているうちに、やけ食いするにしても、焼き肉は高いし、食べ放題だとあまりおいしくないし・・・などと意識を食べ物に逸らすと、結構怒りも静まってきたりもする。

 ふと、妻が、たまにはおいしいラーメンが食べたいなぁとのことだったので・・・そこにインスピレーションがわいたのが・・・

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 ラーメン二郎のラーメンである。背脂たっぷりのスープはジャンク感満点だし、そのボリュームに、悲しみや怒りを忘れて食に専念せざるを得ないのが、また、悲しみを乗り越えるためには好ましい。

 妻も久々の外食のラーメンに舌鼓を打っていたようだから、まぁ、よかった。

 悲しんだり怒ったりするくらいなら、まぁ、食っとけ・・・それはそれで私なりの生きるすべである。とりあえず食わせておけばいいという部分で私をいなすときに妻もよく使う手である。

 まぁ、そんな自分を自分ではさほど嫌いじゃない。だから、今回も自分を治めるために外食に行くぞと妻を連れ出したのは私の方だし、それは妻も理解してくれているようであるから。

2007年03月27日

どうしようもない悲しみの時に、妻が持ち出してきたもの

 昨日、中原中也の「汚れつちまつた悲しみに・・・」の詩を思い出したことを語ったが・・・そんなすさんだ気持ちの時に、妻がいることは非常に慰められる。

 かの中原中也の詩を知っているか?と妻に問うと、ひとつの本を取り出してきた。中原中也詩集の文庫本。

 ちょっとびっくり。知っているかどうかもどうかなぁと思ったのに、本まで持っていたとは。なんか、すごい。

 もちろん、かの有名な詩も出ている。

 この詩は、むかーし、教科書かなんかで読んで、そのまま忘れていたが・・・どうしようもない悲しみのきっかけに記憶の糸がたぐられてしまったらしい。記憶のフラッシュバック。

 最初の一遍を引用したい。

「汚れつちまつた悲しみに

今日も小雪の降りかかる

汚れつちまつた悲しみに

今日も風さへ吹きすぎる」

(『汚れつちまつた悲しみに』・・・・・・ 中原中也詩集 集英社文庫 p44より)

 心にひゅーるりーという風が吹くような気持ち・・・たぶん中也もそのような気持ちをこの詩に乗せたんじゃないかな。

 

 中也は30歳で夭逝したという。それより4年も長く生きて・・まだ自分は人の心に響く言葉を編めていないんじゃないかな・・・ちょっと悲しい。

2007年03月26日

どうしようもない悲しみに

 いやんなってみました。

汚れっちまった悲しみに・・・中原中也の詩を思い出した。

とりあえず明日は休みを取った。

2007年03月25日

500円で三崎のマグロを二人で腹一杯。貧乏人の処世術

 昨日、神奈川県は三崎に行き、油壺マリンパークに行ったのだが、その帰りに京浜急行の三崎口の駅の横にあったマグロの直売所でマグロの切り落としを買ったのだ。

 三崎と言えば、関東では有数のマグロの水揚げ港というわけであるから、貧乏人とはいえ、弁当も持っていって外食費を節減した後であったので、夕食用に購入しても贅沢とまでは行かないなと購入に至ったのだ。

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 このサイズで500円だから安いよね。その直売所のおばさんが、これがいいよと選んでくれたもの。期待大なわけである。また、冷凍のままで売っていたので色が白っぽかったのだけれども、塩水につけると赤くなるからと言われてそうしてみたところ。確かに、赤く鮮やかに発色し始めているわけで。

 切り落とし慣れど、ヅケにして食べられるよという言葉通りに・・・妻が私のアドバイスのもと料理してくれたわけで(マグロを捌くのは私が慣れているところであったので、妻は私に見ていて欲しいということで)。

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 なかなか美味しそうにできあがったわけで。マグロの血合いの部分は、さすがに刺身では気が引けたので、みそ汁の具に。これもまた非常に美味しい出汁が出てよかったわけで。

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 美味しくないはずがないだろうというくらいのもの。

 実際とても美味しかったし、二人で食べきれないくらいの量になった。要するに皿2皿分ぎっしりというわけだから。

 それで500円。

 現地に行って直売で買う。直売で買うとそれはそれで、解凍したり捌いたりする手間はかかるけど、外で食べたらいくらするか分からないくらいのマグロを、飽きるほど食べられるわけだから。

 その代わり、このマグロを買うために、水族館でグッズを買ったりはしなかったしね。

 あー、幸せ。

2007年03月24日

久々の遠出は水族館デート、油壺マリンパークに行く

 その昔、ときめきメモリアルという恋愛シュミレーションゲームにはまっていた時・・・まぁ、週末ごとに誰かを誘ってデートに出かけるみたいなゲームなんだけれども、水族館という項目があったりして、使ったりもしていたことを思い出す。

 それはそれとして、、今日は神奈川県は三浦市にある、京急油壺マリンパークという水族館に妻と行って来た。ちょっと遠出になるので、なかなかに行けずにいたが、今回は思い切って行くことにした。妻と・・・まぁ、久々の遠出のお出かけであるからこれはデートだねなんて言いながら、・・・お弁当などを妻に作ってもらった。

 朝起きて、いろいろ家事を済ませて、妻のお弁当作成も終わった後で出かけると、ついたとたんにお腹が空く。

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 ペンギン君など見てそこそこで・・・早速、花より団子というか、お弁当を広げる。

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 お弁当の定番のおいなりさんを作ってくれた妻。非常に美味しい。

 それから、イルカ・アシカショーを見る。

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 これがまた非常に見事なのである。まぁ、子ども連れファミリーが多かったので、そんな感じのショーではあったが、やはりすごいね。

 遠出で出てきた分・・・アクセスがさほどよくないせいであろうか、都心の水族館などではやたら混んでいたりして疲れるものだが、ここは安らげたわけで。

 水族館デートというのもいいものだなぁと再度実感してみた次第。

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 ちょっと記念撮影。

 ちょっとした遠出だったので、旅気分も味わえたしよかったよかった。

2007年03月23日

スタバで無料コーヒーを飲む方法

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粉を買うと、粉を挽いてくれている時間待ちにこれくらいの小さなカップにコーヒーを入れてくれるのだ。 大体どこの店舗でも行ってくれるサービスで妻と二人で行くと二人分いれてくれるのもうれしい。 エスプレッソマシン用に必需品の粉をスタバで買ってしまうのはこんなところにも理由があるし、スタバが好きな理由もこのへんにあるわけで。 サービスが上質なんだよね(^-^)/

2007年03月22日

美登利寿司の穴子寿司のおみやげを持って、酔っぱらいオヤジの典型になってしまった瞬間

 酔っぱらいオヤジというと、顔を赤くして、ふらふらしながら、なぜか手にはおみやげ・・・それも、お寿司の折り詰めというイメージが日本人の脳裏に固定化されているのではなかろうか。日本を代表するアニメ、サザエさんでもよく出てくる酔っぱらいキャラもそういう感じであろう。

 まぁ、でも、そこでよく思うのが・・・吊して持つ、折り詰めってそうそう手に入らないよなぁという疑問。

 でもね・・・先日、美登利寿司に行った話はここで語ったとおりだが・・宴会コースで入ったことだからだろうか・・・おみやげにものすごく美味しい穴子寿司がついたんだ。まぁ、折り詰め(^-^)

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 まぁ、これが独り身の時は大して面白くもなかったんだけどね。翌日自分で食べるというのもそりゃ美味しいのだが、一緒に楽しむ相手がいてこそ、おみやげはたのしいものだから・・・

 今は妻がいる。美登利の感動を妻に伝えられるという想いで、やっほー♪という感じ。

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 まぁ、そして、念願の折り詰め寿司を手に入れたので、結構飲んだしね(^-^)典型的酔っぱらいオヤジになれたんじゃないかな。

 妻も大喜びしてくれたし・・・なんか折り詰め寿司を持って帰る酔っぱらいオヤジの気持ちも分からないでもなかったが。僕は一次会で帰ったから帰り着いてもまだ朝帰りになっていなかったからね・・・妻のごきげんは悪くなかった。

 ごくまれに朝帰りをしてしまうと機嫌が悪いから、ま、寿司折り詰めの効果もそれくらいなもんなんだろうが。

 翌朝食べた穴子寿司・・・

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 マジで美味かったですわ。休日の朝の食事としては最高であった。妻も大喜び。

 個人的にもまた行きたいけど、やはり宴会というスケールメリットがあってこそ、予約も取れたし、待たずに入れたということだろうか。

 ま、今度も、飲む時は飲み過ぎずにどっかで折り詰め買って、やっほーと妻を脅かせてみたいものである(^-^)日本の典型的酔っぱらいオヤジ体験はなかなか面白かったわけで。

2007年03月21日

桜も咲き始めたわけで

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 首都圏でも桜が咲き始めたニュースを聞きつつ、桜を見に行ったりして。

 まだまだ、早いかな・・・という感じだけど、今年の花見シーズンも始まったなぁと実感。

 年のせいかな・・・最近は花を愛でるという感覚があったりして。昔は花より団子という私だったけど、妻の影響もあるのかな、花が咲くとなんだかうれしくなってきている自分がいる。

 桜も咲き始めたわけで・・・「桜咲く」的ないいことがあるといいのだけどねぇ。

 

2007年03月20日

銀座の美登利寿司 に行った、銀座で寿司ですよ寿司

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 年度末であり、送別会シーズンであるが、今日あった送別会で、銀座の 美登利寿司で開かれたので行った次第。

 美登利寿司は大好きな寿司屋で・・・比較的格安で、大きなネタで、たらふく食べられるので、独身時代は個人的にも二子玉川店や渋谷店を愛用していたところなんで非常に楽しみだったところ。

 期待に違わず、非常に美味しかったので、写真を撮りまくってきてしまったわけで。

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 いやー、幸せだったですな。

 実際、寿司の美登利はどこの支店も行列ができることで有名であるが、私なども時間を外してなるべく並ばずにすむように行ったりしていたが・・・今回は幹事さんが予約を取ってくれていたので、すんなり入れたものの、帰る頃になっても行列とぎれず・・・やはり、銀座という場所(新橋からの方が近いとも言えるが)柄か・・・行列のスケールも違っていて、その分、今回の幹事さんの予約ぶりには感謝であった。

 ちょっと飲み過ぎてしまったきらいがあり、柱に頭をゴンとぶつけてしまったというアクシデントもあるにはあったが、おおむねうれしく幸せになって帰ってきた次第。

 おみやげもつくのね・・・穴子寿司・・・すばらしい♪

2007年03月19日

貧乏であってもなんであっても、生きているのが大事なんだ ~ドラマ「華麗なる一族」の最終回に思う~

 最近貧乏論を語ることが多いが、意外に性に合っているのかもしれない。語っていて気持ちいいというのは性に合っている証拠だろう。

 以前はかなり「もてない」論に凝っていたし、今は「貧乏」論かぁ・・・まったくなんだかネガティブイメージに吸い付く習性があるのかなぁ。

 ところで、昨日、ドラマ「華麗なる一族」の最終回を見た。迫力あるドラマだけに、最終回もさぞ・・・そんな風に思ったものだが・・・ちょっと期待はずれ。

 主人公の鉄平が、自死に至ってしまったのだが・・・死ぬ必要があったのだろうか。親であっても、華麗なる閨閥であっても、金であっても、すべてをかなぐり捨てて「生きる」選択肢があったんじゃないか?そんな思いばかりが先に立ったし、死に至る必然性がドラマの中のロジックでは理解しきれず。だから、期待はずれ。

 原作だとどうなんだろう。実は上巻は妻の親類の家にあったので借りてきているので、読んでみたりしているので、そちらのロジックで満足行ければいいのだが・・・山崎豊子さん原作だが、その昔、「白い巨塔」シリーズにはまって、読み込んだ時くらいのはまりこみ方になるかどうか・・・ドラマで見る限り、ちょっと説明不足な気もするし、「白い巨塔」ほどの説得力はない気もして。

 要は、主人公は、金もなくなって、格好良くそれこそ華麗に「死ぬ」方向を選んだように見えたのだが・・・それって格好良くないと思うんだ。

 貧乏になったって、親との縁が切れたっていい・・・格好悪くったって、生きる方がすばらしいんだと思う。華麗なる閨閥に生まれたからって、どうなのかな・・・あの終わり方は・・・そんな疑問が大きくあって。

 僕だって、今は貧乏だけどね・・・なんとか生きている・・・それでいいと思っている。

 「何で死ぬかなぁ・・」とつぶやきまくってしまっていたし、これには妻も共感してくれていた。

 そう、貧乏生活共同体の私たちには、なんだか、その華麗なるストーリーには共感し得なかったわけだ。

 2006/11/13一語り「結婚式挙げてきました(入場BGM)」で語ったように、「約束します。君を残して、僕は死にません。」というBGMにこだわるほど、生への執着を持ってつながった僕たち。妻の入院から始まった結婚生活を乗り越えて、だからこそ貧乏になっている僕たち。あんな風に華麗に散るストーリーは決して容認しがたかったのだ。

 なんであっても、生きているってすばらしいと思うんだ。髪振り乱して、必死になって、格好悪くったって、なんとか生きているのってすばらしいんだから。

2007年03月18日

家事の外部化を超えて、外部サービスを内部化することに、貧乏暮らしの技がある

 「家事の外部化」という概念がある。

 そう、平成15年版 国民生活白書にも、家事の外部化が進んだ結果、結婚しなくても不自由を感じなくなり、結婚へのインセンティブが低下しているという分析がなされている。ここで、家事の外部化の例として、外食をしたりすでに調理された食料品を買ったり、クリーニングに出すことが挙げられている(平成15年度版国民生活白書 第3章 デフレ下で変わる若年の家庭生活 未婚化、晩婚化の要因)。

 そう、料理するという家事、洗濯するという家事、それらを金を出すことによって業者にやってもらうということである・・・これを家事の外部化と言うわけだ。

 ただ、まぁ、我が家はお金に余裕がない。となると、家事の外部化を委託するお金がもったいないわけである。だから、妻は一生懸命、家事をやってくれている。

 そして、私も・・・

 今日は日曜日、私が早起きをして朝食を作った。

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 これである。 

 私の手作りのソーセージ入りロールパンに、エスプレッソコーヒーを淹れたカプチーノ。コンソメスープは昨日夕食に妻が作ってくれたものを使ったが。

 これだけのものは、言ってみれば、外で食べればいっぱしのカフェメシだろう。カプチーノだって、スタバで飲めば300円程度しよう。手作りパンを3個食べたら、どうだろう、300円くらいしちゃうんじゃないかな。スープも付いてのセットとなるとカフェで食べるといくらだろう・・・。

 ホームベーカリーはせいぜい5,000円で買ったものを使い込んでいるし、エスプレッソメーカーは少し高くて3万円くらいしたけれども、それは、独身時代に買ったものだから。

 私は、まぁ、ここでも、ステーキを焼いたり、手作りパンを作ったり、ケーキを焼いたり・・・要は、レストランなりパン屋さんなりケーキ屋さんなりがサービス業として行っていることを内部化しているととらえることができるんだよね。

 これって、結構痛快なんだよね。本当はサービス料を払って・・それは、自分で作るより割高なケーキの価格なりパンの価格なり、レストランの食事代なりで現れてくるわけだけど・・・享受しなければならない楽しみを、家で格安にできてしまう。

 外部サービスの内部化・・・これこそ貧乏暮らしの技ではないだろうか。

 もともと、パソコン自作をしたあたりから、外部サービスの内部化に目覚めたわけだが・・・そのバリエーションを広げているわけで。

 ケーキ作るにしろ、パン作りにしろ、それなりに手間はかかるよ。でもね、そこに痛快さがあるから続けられるわけで。

 そうやって、外部サービスの内部化に熱心な私だし、それは妻もそうなのだが・・・

 妻がエステにはなかなか行けないなぁと言っていたので、実際、理美容費というのは生存のためというより奢侈的なものであるから、重視はしていないけど、だからこそ、エステティシャンのまねごとでもできないかなぁとか思ったわけだけど・・・これっぱかりは難しいかな(^-^)せいぜい肩もみくらいか(^-^)

 

2007年03月17日

よく眠れたというか・・・

 今週は忙しかったから疲れが溜まっていたのか、はたまた、昨日、アイスワインが美味しくて一本空けてしまったのが効いたのか・・・

 多分、両方だったと思うが、普段は土曜日でも7時頃には起きてしまう私が、10時頃までゴロゴロしてしまっていた。

 よく眠れたと言えばそうなのだろうが、どうも、こんなに寝てしまうと、リズムが崩れてしまうようで・・・あんまりいい感じでもないようだ。

 ばりばり運動しようという気にもなれなかったりね。

 ま、よく眠れたというか・・・

 とりあえず結構おとなしめに過ごした土曜日。散歩をしたくらいだったかな。

 ま、それもよかろう。

2007年03月16日

アイスワインを初めて飲んだ、極甘ワインと妻との出会い

 私は、甘いワインが大好きだ。そう、貴腐ワインと言われるもの。ハンガリーのトカイワインとかも大好きである、そのへんは2004/12/24一語りでもひとしきり語っているのでお読み頂ければ幸いである。

 2004/12/24一語りでコメント頂き、そしてお勧め頂いたワインにアイスワインがあった。凍ったブドウから作られる甘いワイン。貴腐ワインも極甘なのだが、それと双璧をなすものという感じに思われたので、とても興味津々でいつか飲もう飲もうと思っていたところで、なかなか飲めていなかった。というのも、結構値段が高いこともあるし、ワインというのは一回開けると一気に飲んでしまわないとうまくないので、なかなか落ち着いて飲む機会がなかったわけで。

 しかし、アイスワインが特売されていたこともあり、今日は思い切って買ってきた。2,000円ほどで買えたのでとてもお買い得だったろう。二年以上の時をおいて、ようやっと味わうアイスワイン。

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 まぁ、金曜日だし、お疲れ様という意味で、妻と二人で飲んだのだが・・・いやー、美味しい。極上の甘みがここにありという感じであった。

 かなりキンキンに冷やして飲んだのだが、それがまたさわやかでよかったし、発泡感さえ感じられるさわやかさがあった。その上で、非常に上品な甘み。

 多くは飲めない妻も少し飲んだわけだがとても美味しいとのこと。

 そういえば、2004/12/24一語りで貴腐ワインについて語ったことに言及したが、まぁ、その日は確かに貴腐ワインを飲んだのだが、実は妻を紹介され出会った翌日がその日だったのだ。その極甘ワインを飲みながら、妻に初めてのメールを打った。そこからすべてが始まったんだ。その意味でも、メモリアル的なのかな。極甘ワインは。そんなことを思い出しながらアイスワイン

 貴腐ワインを飲みながら、メールを打って、そこから私たちの激動の人生の一歩が始まったのだから。

 いや、いろいろあったし、現在進行形だけどね、ま。

2007年03月15日

結婚の条件と納豆

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 今日のご飯は蒸し鶏に納豆の炒め物を載せたものが主菜。妻が作ってくれた料理。野菜が多いやさしい料理なのだ。

 私は、納豆が大好物である。いつのころからか・・・。納豆ってダメな人はダメなわけだけど・・・私は大好きだ。

 納豆と冷や奴と大盛りご飯・・・締めて190円というのを学生時代の学食で、お金を節約したい時の食事にしていたことを今のことのように思い出す。思えば、大豆イソフラボンたっぷりの献立だったろうか。

 そんな納豆大好きな私・・・「もてない男」として語っていた時から、周囲に、「僕ぁ(結婚)相手に対していろいろ条件はつけないですけどね、でも納豆食べられる人がいいなぁ」と語っていたことを思い出す。私と飲んだ人でそんなことを聞いた人も実はいるはずだ。

 そう、決して相手に条件を付けられるほどもてていたわけではない私にとって、数少ない条件・・・それが納豆だったわけで。まぁ、そんなものですな、相性なんて以外に単純なところで決まることもある。

 妻ともつきあい始めのかなり早い段階で「納豆は食べられるか?」ということは聞いてみた。妻の答えは「好きよ、それがなにか?」という旨であったと記憶している。

 妻と結婚することはそのへんで決まっていたのかもしれないが。納豆が決める結婚・・・(^-^)

 まぁ、今日はそれを象徴するような料理だったわけで。

2007年03月14日

今日はホワイトデーなのでケーキを焼いた ~お金で買えないものあるんだ~

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 今日はホワイトデーなのでケーキを焼いた。

 妻への感謝の印。

 今回は、妻と出会ってから3回目のホワイトデー。考えてみればまだ3回なんだよね・・・激動続きだったから長いように感じていたけれど。だから、3のろうそくを立ててみた。

 今日に間に合わせるために、昨日の夜に焼き上げてデコレートも完了させておいた。だから、生のフルーツをトッピングせず、ドレーンチェリーを載せてみた。緑色なんてちょっと面白いかなって。妻も好きな色だから。

 ケーキは今回は一段で。こじんまりかわいく仕上げてみた。思ったよりふくらまなかったが、その分かわいさが増したようにも思う。

 ま、そんなわけで、今朝の朝食と夕食後で二人で完食。妻が幸せそうでよかったよかった(^-^)

 

 お金がないけど、手作りで作ればそんなにかからず。

 バレンタインデーには2007/2/14一語り「妻がいるバレンタイン、今年のバレンタインはチーズケーキ」で語ったように、妻はチョコレートミックスチーズケーキを。お返しに私は、ホワイトクリームのスポンジケーキを。

 第一回目のホワイトデーはティファニーだったんだけど2005/3/13一語り参照。ま、あの時は独身貴族だったからね(^-^)貴族は貴族なりにぜいたくにということでしょうかね、あのころはお金の余裕がたくさんあったからね(^-^)

 まぁ、金銭面だけの比較だと、ずいぶん落ちたもんだということになるわけだが、どうですかね・・・そうでもないんじゃないかな・・・うれしさ的には。お金で買えないものもある。

2007年03月13日

当分は賃貸でいい・・・小さな夢をたくさん持てば

 まぁ、ここでよくお金に余裕のない話、端的には貧乏話を語り始めている最近だが・・・

 先週末、妻の親類の家に、無線LAN装置の設置に行ったんだよね。新居を建てたわけで・・・一軒家。その新居はすでに拝見していたわけだが、インターネット接続ができていないとのこと。新居は広いし、階が違ったりしてLANケーブルの配線に苦慮するということから、パソコンに詳しいと認知していただいている私に相談が来たわけで・・となれば、無線LANがよろしかろうとアドバイスし、機器を手配し、設置作業に妻と一緒に出向いた次第。

 PLC、電力線通信(コンセントを使って作るLAN)を試してみたかったが、電波障害等も否定できない部分もあるようだし、まだ新しい出始めの(枯れていない)技術で不安もあったので、きっちり枯れていい感じに円熟している無線LANがよろしかろうと思ったわけで。

 ただ、無線LAN・・・やっぱ一筋縄では行かないもので、なんだかんだと若干のすったもんだがあったが、無事に開通。電波が届かなかったらどうしよう・・・という杞憂は杞憂に終わったのでなにより。

 まぁ、単なるオタク的趣味でやってきた部分もあるIT・パソコン趣味。こうやって人のお役に立って喜んでもらえるのはなによりってことで。

 そんなことをしながら、やっぱり一軒家っていいよなぁとか感じたんだよね。

 ただね、持ち家を持とうにも、自分たちが結構大きなローンを組むほどの余裕はないなぁと思ったわけで・・・最近の貧乏意識へつながる。

 ただ、現在発売中の雑誌「プレジデント 2007 4.2号」を買って読んでいたんだけれども、それは「男の家計簿入門」という大見出しで、わが家の一大事を「経営のソロバン」で解く! との副題で、賃貸か持ち家か・・・そんな小見出しもついてきていて思わず買った次第。

 p.80~81にマネックス・ユニバーシティ社長の内藤忍氏の見解として「賃貸ならすべてのリスクを回避できる」というものが出ていた。「家を持つことは(1)流動性リスク、(2)ローン返済リスク、(3)実物資産への投資リスク」があるとして、賃貸の方がそれらを回避できるので良いのだという論。私も非常に賛同できた。無意識的・本能的に感じてきた持ち家ローンへの抵抗感は、この3点のリスク回避のためということだったんだろう。

 そんなわけで、一時は燃え上がった持ち家願望だが、当分賃貸でいいかと思ってみたりしてみた。まぁ、将来ビジョンを考えることは悪いことじゃないだろう。

 まぁ、話は戻って、妻の親類の家に行った後に立ち寄った妻の実家で頂いた夕食。

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 豚しゃぶである(^-^)我が家にはコンロもないので、こういうのは非常にごちそうに感じられる(^-^)とてもありがたいことである(^-^)ごちそうさまでした!!

 よし、今度はお金を貯めて、電磁コンロでも買おうか・・それも小さな夢。ちょっとやる気が出てきた。

2007年03月12日

牛肉だぁ♪ ~貧乏の中にも幸せはありき~

 まぁ、お金に余裕がない貧乏ネタ話ついでに・・・

 先日の休日に、スーパーの朝の特売に朝飯前の早駆けした時に、牛肉・・・和牛よ♪(^-^)が半額になっていたので、思わず買ってしまったのだ。安かったから・・・いくら貧乏でも、そのくらいの出費は僕の小遣いから出る。

 その時の朝食が、前日の鍋の残りに冷やご飯を入れて朝食にしようという貧乏テイストあふれるものであったから、それを急遽変更。この和牛のしゃぶしゃぶ用肉を投入してちょっとした鍋にしたわけだ。ちょっと黒めになっていたが、賞味期限ぎりぎり。まぁ、牛肉は足が早いので安くなりがちなのである。長年の独り暮らし体験から分かっている経験則。

 

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 貧乏話ついでに、超久しぶりの牛肉である。

 BSE問題は結構気にするので、牛肉は積極的には食べないということもあるが、コスト高ということも大きいのだろう。

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 いやー、牛肉って幸せ感じられる贅沢品だねぇ。そんな風に嘆息しながら、二人で幸せを噛みしめたんだよね。

探し求めた超強力粉を入手。明日の焼き上がりが楽しみだ

 2007年02月20日一語り「探し求めて高級なパン用小麦粉を入手、ささやかな楽しみが人生を生き抜くコツだろう」で語ったが・・・ここの読者が入れてくれたコメントで知ったパン用小麦粉であるゴールデンヨットを今日、とうとう入手した。そう、日清のパン専用小麦粉2kgを使い切ったので、いよいよ真打ちのゴールデンヨットを使ってみようと。

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 明日の焼き上がりが非常に楽しみである(^-^)

 非常に釜伸びがよいということなので、ふっくらできるんじゃないかな。

 最近、お金に余裕がない話・・・ぶっちゃけ貧乏話が多い。

 要するにうちは貧乏なのは事実なので・・・このパン作りもかなり貧乏ネタと言えばそうなる。

 このゴールデンヨット・・2.5kgで800円ちょっと。強力粉としてもっともポピュラーな日清カメリアが1kg 250円程度で手に入ることを思えば、割高なわけだが・・・こんなキロ単位の単価計算にばかり強くなってしまうのも、貧乏な話なわけだ。

 しかし、それくらいのコストで、このワクワクができると思えば、いいのだ。

 妻からは、旅行は年一回くらいにしておかねばという話も来ているし、それは、その通りなのであるが・・・旅行に行けず、毎日弁当でしのいでなおかつ大きなローンを組む余裕がないわけだから・・・こういうつましい話でワクワクを求めていくべきなわけで。

2007年03月11日

終の棲家は見つからず、結局、最後はお金かな

 最近、お金に余裕のない話ばかりしているが、私たち夫婦が、諸処の波乱を乗り越えてきて今後はどうなるかはまだまだ不明なれど、ある種の安定期に入ったところで、今後どうなるかを考えていくのは理の必然とも言えるわけで。

 まぁ、お金の余裕がないならないなりに、家賃の安いところへ移るのがよいのかとか考えてきていて、いろいろ探してはいるのだ。

 今日もちょっと見てきたところがあったりするわけだが。なかなか、良い物件で、今のところより安くて、広くなる。いいことずくめだが、勤務地から遠くなる。

 そういう定性的・質的なものは数量化しにくいが、金銭のかかり具合などは数量化して、定量的に計算できるから、判断に迷うならそっちからしてみようということで・・・引っ越しには敷金だの引っ越し費用だのと一時的費用がかかるわけだから、その一時的費用を取り戻すのには何年かかるのかとか、損益分岐点の算出作業を妻と二人でしたりしていた。

 こういう細かい計算等は、妻の方が器用にぱっぱとやってしまうからすごい。

 まぁ、金銭的には引越しても、今のままでも、だいたい同じくらいかなという結果が出た。あとは、遠くて広いのがよいか、近くて狭いままの方がいいのか。

 どっちみち、今の経済状況とさほどの変わりはないので、広くなったとはいえ、蓄えが増加する方向にはプラスには働かないこともわかってきたので・・・まぁ、どうしようかなぁとか思っている。

 ともあれ、賃貸である限り、終の棲家と見なしていきたくはない思いもあるわけで・・・最終的に分譲マンションか一軒家か。そこに至るまでは賃貸での蓄えが増加する方向にプラスに働く安いところをということになるのだろう。

 なんだか、終の棲家への道のりは遠いなぁ・・・と表計算ソフトで未来予測の計算表を作りながら思ってみたりして。

 妻が、「やっぱりお金がないとねぇ」という嘆息もなんか真実味を帯びているわけで。

 しかも、その時に、横目に見ていたドラマが「華麗なる一族」・・・そんな華麗なセレブの様相を見ながら・・・庶民は庶民で、つらいのよなんて思ってみたわけで(^-^)

2007年03月10日

川崎の秘めたる美味しい饅頭を食べた

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 川崎駅から、港側・海側に行くところにある和菓子屋さん、「多摩川」。追分交差点にあるので追分まんじゅうというわけだが・・・川崎駅から歩いて行くにはちょっと遠いかな・・・30分近くはかかるとおもうという場所にある。

 ここの饅頭はひそかに美味しい。しかも、できたてをぱっと包んでくれるので、今回などはその後30分しないで食べたのだが、開ける時にはすでに包み紙が湿っていたくらいである。

 あんこぎっしりで、大きめの饅頭。きなこをまぶしてくれているのである。近くの公園で頂いたが、やはり、できたてを食べるのが一番である。

 「秘めたる」と描写した所以は、川崎駅から歩いて行くにはちょっと遠いくらいの決してアクセスのよい場所にあるとは言えないところで、買ったらすぐ食べなければ味が落ちるほどのできたての美味しい饅頭を、チェーン店を出さずにここの本店でのみ売り出しているこだわりがある店だから。

 要は食べたければ、川崎駅から、重工業地帯のある方面へ来なよというプライドを保って動いている店だから。

 結構すばらしい気概だと思うんだよね。誇らしげに白煙が出ているから行けばすぐに分かると思う。

 でっかいんだよね、そして、一個116円という格安さ・・・これもまた、お金の余裕のない私には好ましい。

 とっても美味しいのでオススメ。

2007年03月09日

確定申告をした。いわば二人の生活を維持するために

 実は昨日の夜から一生懸命計算したり、資料をそろえたりしていた。
 最近は、お金に余裕がない・・・端的に言えば貧乏話とも言うべき話が多いが・・・そのへんをしのいでいくには大きな概念で二つしか方法がない。

 収入を増やすか、支出を減らすかだ。
 収入が増える当てがない以上、支出を減らす努力をすべきなわけである。

 確定申告もその一環。

 勤め人においても、結婚をすると、必要になってくる事柄だったりもする。二人で払いすぎた税金(主に医療費に関してだが)を取り戻す作業である。

 ということで、3月15日の締め切り前に出してしまおうと、先日から、計算をまとめたりしていたわけだ。
 それなりに面倒だし、それなりに税法上の解釈を調べたりもしなければならないので、最後の詰めの作業で、妻と議論したり、一緒に悩んだりしながらであったが・・・

  しかも、昨日は肝心なところで、紙切れを起こし・・・最近の確定申告書はパソコン打ち出しでできたりするのだが・・深夜にコンビニに買いに走ったりしながらであったわけで。

 ともあれ、今日出せてほっとしたし、まぁ、戻ってくる税額はさほど多くはないけど我が家の家計にとっては貴重である。そういう地道な作業が、二人で一緒にいるという生活を継続するためには必要なことなわけであろうね。

2007年03月08日

贅沢はしないという意識復活、子どもを持てない世の中って

 3/6の一語り「働いても、なかなかに楽にならざる」でも語った通り、まぁ、月々の収支を考えると、贅沢は出来ないなという論理的帰結が再認識された。

 最近は、独身時代には旺盛に発揮していた物欲抑制のたががゆるんできたか、あれも欲しいこれも欲しい、美味しい外食がしたいという思いが多くあったが・・・

 妻の食事で、毎日でも十分じゃないかという思いが復活。実際、十分に美味しいものを作ってくれているのだから、満足なのであるが。

 しかして、これで一子でも設ければ、とたんに毎月赤字状態となる。ボーナス当て込んで、持てても一子が限界で、二子目は維持不可能ではないだろうか。

 定職に就き、結構真面目に働いているつもりだし、多分、標準的な収入であろうに・・・私の稼ぎだけでは夫婦生活の維持がやっとで経済的には一子さえ持てない現況。

 今の日本はそんなものなんだろう。なんかちょっと悲しい気もするが。

2007年03月07日

ドラマ「相棒~殺人シネマ~」

 毎週楽しみに見ているドラマ「相棒」・・・今回の「殺人シネマ」・・・動機付けはなんか不合理。雰囲気で押しすぎと初めは思いつつ、中盤はだれたりもしたが・・・

 最後の締めはなかなかのもの。殺人の動機としてはどうにも不可解ではあるし雰囲気で押しすぎというきらいは残るものの、そういう独特な雰囲気もここまで極めれば悪くないという感じである。

 もちろん、最高のできばえとは言い難いが、なかなかにいい感じのラストであることも事実であった。見て損はなかったかなという感じ。

2007年03月06日

働いても、なかなかに楽にはならざる

 昨日の一語り「妻の友人が来るというのでケーキを焼く~金銭的には余裕なくとも、心豊かになるために~」でまぁ、お金の余裕がないんだよねと語ったところであるが・・・。

 まぁ、結婚してから妻と共同して家計簿を付けているのだが(妻はそれを通して、私から、表計算ソフトの使い方をレッスンされたりして・・・今では通り一遍使えるようになっているのである)、それを見ながらつらつら思ったわけで。

 体感的にも感じていたものの・・・思った以上に厳しい。実際余裕はないのである。まぁ、結婚すればそうだよという話もあろうが・・・。

 ところで、最近、不動産物件を見て回るのが楽しみになっていたりする。

 周りの知人・友人たちは結婚してから少し経つと、マンションや家を買ったりして終の棲家をゲットしている場合が多い。子どもが生まれて、大きな居住スペースが必要になったということもあるし、家賃として自分のものにならないものへの経費を毎月支出していくのがいやになったという意見もあったりする。

 その例によるというのだろうか・・・やっぱり、将来はこんな所に住みたいねとか言いながら不動産物件情報を見るのは夫婦の密かな楽しみになっている。また、この前なんかは公営系の住宅のパンフレットをもらってきて、敷金礼金もかからないからもうちょっと貯金を目指して転居してしまおうかとか。

 それで近くの物件だと散歩がてら見に行ったりして・・・こんなところだったらいいねぇとか、でも高すぎて買えないねぇとか。賃貸住宅も外観を見るだけでも楽しいと言えば楽しい。

 で、実際に今の家計簿を見直すと・・・

 私の毎月の収入は家賃・光熱費・食費等でほぼすべて消えている。わずかながら貯金が出来るかどうかといったところ。毎日お弁当を持参して、食費の節減を図っていてこれである。

 ボーナスがあるため、それが、例えば、私がこの一語りで語ったレンズに使ったり、この前の仙台旅行に使ったり・・・それであまった分を貯金に回しているのが現況。

 要は現実的に考えて、ローンを組むのはきついよねということであったりするのだ。

 そして、これで子どもでも生んでしまったら一発で赤字決算毎月で、ボーナスで補填という生活に落ちるわけで。

 だから、実は、最近ここでも語ってきたように妻とPhotoshop等でイラストを描いたりしているので、タブレットが欲しいなぁとか家電量販店で見てきたりもしているが、2万円以上するものであるから、この前仙台旅行に行ってきたこともあるから、買うのは控えるべしとか思ってしまっているのだ。

 まぁ、でも、いろいろ不動産物件を見て回っても、今住んでいる物件がとてもいいと実感されてきたし、家賃は少々お高くても、スポーツクラブに行くお金もなんとか計上できているわけだから。

はたらけど

 はたらけどなほわが生活くらし楽にならざり

   ぢっと手を見る

 石川啄木の有名な詩であるが・・・

 そこまで追い込まれていないし、まぁ、がんばっていこうというわけで。 

2007年03月05日

妻の友人が来るというのでケーキを焼く~金銭的には余裕なくとも、心豊かになるために~

今日は仕事から帰ってきてケーキを焼きました。

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 明日、喜んで食べてもらえれば本望ですが。

 今回は、チョコをミックスした植物性クリーム。

 いろいろ試行錯誤したのですが、100円ショップでで買えるスジャータの植物性クリームが一番軽めのテイストの割に美味しくできあがるので、愛用しているわけで・・・妻の友人が急遽明日来ることが決まったので、帰り道買って帰ってきたところ。これが150円程度の普通のスーパーで買えるスジャータのものだと、これまたちょっとうまく使いこなせないので不思議なところ。

 ともあれ、妻と友人が外で会うというのではなく、家に呼ぶというのがうちらしいところ。 

 要はお金に余裕がないんだよね。すまぬ、妻・・・甲斐性なしで。

 でもね・・・こうやってラウンドケーキ・・・昨日、私が近くのスーパーで100円以下で卵は購入していましたし、小麦粉も安い時に買い付けてあるので、せいぜい、100円のクリームだけで、作れてしまうのですから・・・外の喫茶店で、ケーキでも食べようものなら、コーヒーとセットで1000円近くは覚悟しなければならないわけですから、きっとお得だと思うんですよね。また、エスプレッソマシーンだってあるわけだから、美味しいコーヒーも、多分スタバで飲めば200円は下らないコーヒーをたくさん飲めるわけですから。

 明日はランチもごちそうする予定らしく、妻もがんばっている。夫としても、それなりに援護をして行かねば。

 ここでも、我が家でおもてなし話は多くあるが、それはそれ相応のコストパフォーマンスを考えてのことなわけで。ゆっくりできて、お安ければ、それに超したことはないですからね。

 金銭的には余裕がなくとも、心は豊かにおいしくねという意識を持ったところで・・・もともとは妻を驚かせようとして始めて、趣味化したケーキ作りが役に立ったわけで。自分たちで動けば心豊かに美味しくなれるわけで。

2007年03月04日

Illustrator にて、イラストをきれいにしてみる修行 完成版

一昨日妻が描いてくれたイラストをIllustratorにてきれいにしてみた。

もともとが・・・

 

 であったが、これをIllustratorにてトレースし直し

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 という感じに。週末をかけて・・・グラデーションってなんだ??とかグラデーションメッシュってなんぞや?とか格闘しながら。

 まぁ、一つの修行ですね(^-^)修行の成果は一応完遂できただろうか。

 妻も喜んでくれてなにより。

 今週末は、これをやったり、本を読んだり、ロングウォークの散歩をしたり、ドラマを見たり、ひな祭りケーキを作って食べたり、そして、ちょっと一杯晩酌したり・・・そんなことで過ぎていった気がする。

 まぁ、お金はかけない週末っちゅーことで。

2007年03月03日

今日はひな祭りだから

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 ケーキ作りました(^-^)

 なんだか、散歩に出たらやたら、ケーキ屋で売れまくっている様子が見受けられ、そうだ、妻にもつくってあげなきゃと♪

 散歩から帰ってきて作ってみました。

Illustrator にて、イラストをきれいにしてみる修行 その2

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 昨日妻が描いてくれたイラストで、これは妻が自分をもした豚キャラクター。

 これも、Adobe社のIllustratorでトレースしたりして、きれいにしてみたのだが、私を模した豚キャラクターよりも簡単に出来た。慣れもあるのだが、パーツ的にこちらの方が楽。

 妻は私のキャラクターの方を力を入れて描いてくれたことが分かってうれしいわけで。

 楽とは言ってもトレース・色つけ作業は30分以上はかかったのかな。

 精神的修行のひとつだなぁと実感。

Illustrator にて、イラストをきれいにしてみる朝飯前の一仕事か鍛錬か

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 昨日、妻が描いてくれた私を模した豚キャラクターを、Adobe社のIllustratorでトレースしたりして、きれいにしてみた。

 まぁ、ここに来るまで、やったら時間もかかるのだが・・・illustratorで描くと、拡大しても劣化が少ないのが最大のメリットと言えようか。

 トレースしたりなんだりして、妻が起きてくるまでポチポチこんなことをやってみた。

 こういうのは本当に心に余裕のある、休日くらいにしかできないよね・・・少なくとも私の性格上、そうだ。せっかちな方だから、地道にポチポチやるなんて、そうそうできないのだ。でも、地道にやる訓練も必要なわけで・・・その意味ではこの作業はひとつ大きな意味のある訓練かもしれない。

2007年03月02日

もう3月ですからね、イラストを夫婦で描いてみました

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 妻にイラストを描いてもらいました。私がちょっと修正♪二人でPhotoshopとかちょこちょこいじって遊んでいます。そもそも私が独身の時の若気の至りで高級すぎるおもちゃであるPhotoshopを買ってしまっていたため。

 私のメインホームページ「もてない男のその後の語り」のトップページの画像として使うため。

 私たち夫婦の、お散歩風景はこんな感じであります。

 

2007年03月01日

ドラマ「相棒~殺人の資格~」・・・これはなかなかに雰囲気が出ていたぞ

 毎週楽しみに見ているドラマ「相棒」。昨日の「殺人の資格」は、いかにも「相棒」らしい感じのストーリー建てでとてもよかった。

 「相棒」は黒白はっきりしての終わり方ではなく、曖昧模糊とした、余韻の残る終わり方の場合にそれらしさが非常に出る。

 今回はそういうストーリー。難しい問題をはらんでいたわけで・・・それをそのまま問題として視聴者にぶつけて終わる終わり方。

 とてもよかった。

ひさびさに「いきなり黄金伝説」

 今日のは、人気お笑いコンビであるタカアンドトシが湖の上で釣った魚だけで生活する・・・非常に原点に戻った感じの企画。

 この二人の魅力もあるのだろうが、非常に面白い。

 ひさびさに視たが、笑ってしまった(^-^)

 なかなかカタルシスになる番組なんだなと思ってみた。