代ゼミの荻野講師の話に感動する
なんかネットを漂っていたら、代ゼミの荻野暢也講師のことが話題になっているのが目にとまった。
大手三大予備校の中では「講師の代ゼミ」と言われるくらいで、講師には定評があるわけが・・・
私も大手予備校に一年間通った、つらい浪人生活を経験しているので、そのへんの事情は分からないではないが・・・
この荻野講師は、どうやら個性的なしゃべり方やパフォーマンスや派手なスーツで話題になったとのこと。
荻野暢也-Wikipedia-
なるほど。数学の先生なのだが、接点が出ないことを「この点は出ねぇよぉ!!」と怒鳴ってしまうエキサイトぶりがネット上では話題になっていた。
実は私も知らないわけではない・・・というか記憶に定かではないが噂には聞いていたようにも思う。
それで、なんか昔を思い出しつつ、いろいろ調べていたんだが・・・
この点は出ねぇよぉ!纏めサイト
が一番詳しいようだ。特異なパフォーマンスを冷やかすFLASHものが多い中・・・このサイト内の「元ネタ音声」にある「荻野先生の話1~5」にとても感動した(とても重いファイルなので、ブロードバンド環境で効くことを強くオススメ)
予備校講師の話って言うのはやっぱりかなり響いてくるものがある。私も、予備校時代、よくその話に感動していたものだが・・・
荻野講師の話にもすごく感動した。
通信簿の左だけで評価されてきた人生はここでおしまい、大学に入ったら右側を充実させよという訴え。
通信簿の左側は学力、右側は人間性。
数学とは一見難しいと思われているが、チャート式を一から解いていけばすぐに成績は上がる。でも、人間性の涵養はよほど難しい。だから、これからの大学生活を有意義に過ごせ!!と叫んでいる。
左側で成功したからといってそれに固執しているとよくないぞということを訴えている。
社会に出て、もう、10年近くになる私。左側に固執し続けて、やっぱり失敗したなと感じている今、荻野講師の言葉がすごく響いてくる。
大学に入る前に荻野先生の話を聞きたかった・・
聞いていてもやはり失敗しただろうけど・・・そう、人間なんてそんなもの、器用に渡ることなんてなかなかできるものじゃない。